育成会について

総合療育センター西部分所開所式

北九州市/療育センターの西部分所が開所

 

 北九州市立総合療育センター西部分所の開所式が3月30日、八幡西区の分所内で行われた。本センターのある小倉南区と西部地区(八幡西区、若松区など)とが遠距離なため、利用者や家族等から分所の開所が強く求められていた。開所式では北橋健治市長が、「これを機に療育センターの再整備を本格化させ、障害児の療育を万全にしていきたい」と挨拶した後、北原守・障害福祉団体連絡協議会長(育成会会長)が「念願がかなってよかった。職員と市民とが力を合わせ他にない療育センターにしてほしい」と来賓の挨拶を行った。

 医療、福祉、教育等が連携して障害児者の療育を行う同センターは、日本の草分け的な施設として昭和53年に開所され、今日では小児科、内科、精神科など12科目の外来診療と、100床の入所・入院施設、さらには95人の通所施設を持つ一大センターへと発展している。また、平成30年度までの再整備計画では、本体施設を近隣の市有地に移転して全面的な機能強化を図るほか、今回の西部分所の開所や育成会等も要求してきた婦人科の新設などが盛り込まれている。

 開所した西部分所は、旧西部障害者福祉会館を全面改修したもので、初診を除く外来診療のほか、理学療法をはじめとするリハビリの提供や知的障害や発達障害児の通園支援を行う。また、利用者の利便性や安全性の観点から医療機器の整備や防災システムの整備等にも力を入れている。

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テープカットに臨む北原会長(右から3人目)

 

カテゴリー:その他

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