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啓発キャラバン ちゃちゃ隊が行く⑥
2022年7月15日
啓発キャラバンちゃちゃ隊が行く⑥
梅雨の晴れ間の6月16日、穴生学舎(八幡西区鉄竜)でキャラバン隊を行いました。ボランティア入門講座『気づく・学ぶ・やってみる!(知的・発達障害の理解編)』のテーマで、これからボランティア活動を始めようとする方々に向けて疑似体験を行いました。疑似体験は知的・発達障害の特性を正確に伝えるというより、体験を通して傾向を伝えることで「自分とは異なる見方や理解の仕方があること」を知ってもらうことが目的です。例えば『シールを貼ろう』というコーナーでは軍手を2枚重ねてつけ、指示されたところにシールを貼る作業をしてもらいます。
知的・発達障害の人は、手先などの感覚が鈍かったり、逆に敏感だったりすることがあります。このように軍手をつけている状態は知的・発達障害の人の手先の不器用さに似ています。うまく手先が使えないのに周りから「早く」と急かされる時と「ゆっくりでいいよ」と優しく言われる時の気持ちの変化も知ってもらい、ほかの人とは同じ速さで作業できない人もいるので、急かしたりしないで待ってあげてほしいと伝えます。
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