新着情報リスト
わいわい広場~27年度活動報告
2016年4月14日
わいわい広場~27年度の活動報告
北九州市手をつなぐ育成会では、本人の交流の場づくりの活動を「わいわい広場」の名称で年間10回開きました。月によって日にちの変更はありますが、原則最終土曜日の13時30分から15時30分を活動の時間にしています。
活動を支えるのはサポーター(現・元教職員)3名と、スタッフ(親の会の役員)数名です。27年度は本人延べ159名が参加しました。
活動内容は次の通りです。
第17回 5月30日 カラオケ、年間計画の話し合い
第18回 6月27日 室内ゲーム(フルーツバスケット・ボウリング
輪投げ・ゲートボール)
第19回 7月11日 トランプ、8月外出の事前話し合い
第20回 8月22日 「いのちのたび博物館」へ外出
第21回 9月26日 ギターのミニコンサート鑑賞(第一弾!)
第22回10月31日 11月外出の事前話し合い、カラオケ
第23回11月28日 「ランチを食べに行こう」野の葡萄へ外出
第24回12月19日 プレゼントの買い物、ゲーム、プレゼント交換
第25回 2月27日 イントロ当てクイズ、室内ゲーム
第26回 3月19日 ギターのミニコンサート鑑賞(第二弾!!)
28年度は下記のような日程です
5/28 6/25 7/30 8/20 9/24 10/22 11/26 12/17 2/25 3/25
時間場所は共通
13時30分~15時30分・ウエル戸畑7階 連絡大事務室
(5/28はボウリングに出かける予定になっていますので、時間と場所が変わります。
詳しくは育成会事務局へお問い合わせください。)
「わいわい広場」は親の集う場所でもあり、つらい事や楽しい話など日常の事を語り合い、
時には役立つ情報も聞くことができます。
新しい仲間から新しい企画が聞けることを楽しみにお待ちしています。
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総合療育センター西部分所開所式
2016年4月6日
北九州市/療育センターの西部分所が開所
北九州市立総合療育センター西部分所の開所式が3月30日、八幡西区の分所内で行われた。本センターのある小倉南区と西部地区(八幡西区、若松区など)とが遠距離なため、利用者や家族等から分所の開所が強く求められていた。開所式では北橋健治市長が、「これを機に療育センターの再整備を本格化させ、障害児の療育を万全にしていきたい」と挨拶した後、北原守・障害福祉団体連絡協議会長(育成会会長)が「念願がかなってよかった。職員と市民とが力を合わせ他にない療育センターにしてほしい」と来賓の挨拶を行った。
医療、福祉、教育等が連携して障害児者の療育を行う同センターは、日本の草分け的な施設として昭和53年に開所され、今日では小児科、内科、精神科など12科目の外来診療と、100床の入所・入院施設、さらには95人の通所施設を持つ一大センターへと発展している。また、平成30年度までの再整備計画では、本体施設を近隣の市有地に移転して全面的な機能強化を図るほか、今回の西部分所の開所や育成会等も要求してきた婦人科の新設などが盛り込まれている。
開所した西部分所は、旧西部障害者福祉会館を全面改修したもので、初診を除く外来診療のほか、理学療法をはじめとするリハビリの提供や知的障害や発達障害児の通園支援を行う。また、利用者の利便性や安全性の観点から医療機器の整備や防災システムの整備等にも力を入れている。
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障団連街頭キャンペーン
2016年3月31日
差別解消法施行に向け、障害者団体等が街頭キャンペーン
障害者差別解消法が4月1日施行されるが、これに向けた北九州市主催の街頭キャンペーンが3月26日、JR小倉駅前で行われた。これには障害福祉団体連絡協議会(障団連)や障害者差別解消法連絡会議のメンバーら約130人が参加し、3000枚のチラシを配布した。
障害者差別解消法は、差別を不当な取り扱いと合理的配慮に欠ける行為とし、差別を禁止する対象は行政機関と民間事業者としている。その上で、不当な取り扱いの禁止は行政機関と民間事業者に義務化する一方で、合理的配慮の提供については行政機関のみを義務化し、民間事業者には努力するよう求めている。
一方、北九州市では3月に、障害者や障害者団体、さらには研究者や実務者からなる「連絡会議」を設置し、差別解消に向けたそれぞれの役割と連携等について話し合ってきた。
この日の街頭キャンペーンでは、北橋健治市長が同法の目的は共生社会の建設にあるとして、「こうした啓発活動を通して市民の理解と協力を求めていきたい。頑張りましょう」と挨拶し、参加者を激励した。この後、参加者は南北のペデストリアンデッキに分かれてチラシを配布し、往来の市民に差別禁止への協力を訴えた。参加者の一人は「市民の反応はよく、あっという間にチラシの配布が終わってしまった」と語っていた。なお、キャンペーンには育成会から北原守会長、久森栄子、北田ひさ子両副会長らが参加した。
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権利擁護事業推進委員会の活動報告
2016年3月28日
平成27年度、権利擁護事業推進委員会では、地区会に出向き、懇談の場をもつことと、広報紙ふたばやホームページを利用した「いくせいかい110番」の周知を図ることを重点に活動しました。5月に、若松地区会、戸畑地区会、小倉北地区会、門司地区会、小倉南地区会の総会に出向き、終了後、会員の皆さんと委員がグループに分かれ、懇談の場をもちました。会員の皆さんからは、保護者として、家族としての思いを聞かせてもらうとともに、「いくせいかい110番」も改めて紹介しました。その時のもようは、広報紙ふたばにも掲載しています。その後、会員の皆さんから「いくせいかい110番」に相談の問い合わせがあり、委員が対応しました。今年度も会員に寄り添う委員会活動ができました。今後も、広報紙、ホームページの活用と合わせ、会員の身近に出向き、権利擁護事業推進委員会、「いくせいかい110番」の周知をしていきます。
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高齢者施設の看取り介護で学習会
2016年3月15日
育成会/高齢者施設の看取り介護で学習会
育成会(親の会)は2月9日、高齢者施設における「看取り介護」の現状について学習した。障害者施設においても利用者の高齢化が進み、死に臨む際の看取りの問題が現実化していることを受けたもので、この日は開設以来500人からの看取りの経験を持つ老人施設「聖ヨゼフの園」の西馬場美紀子・主任看護師を講師に招いた。
看取り介護は洗練された老人施設でも取り組みづらい課題とされており、”終の棲家”とされる特別養護老人ホームでも、実際に行っているところは4割程度といわれている。その主な理由としては、看取りには医師の立ち合いが不可欠だが、特別養護老人ホームでも医師・看護師の常時配置が困難なことや、人の死を職業として受け入れるための職員の教育が進んでいないことなどが上げられるという。
学習会で西馬場看護師は、同園における看取り介護の指針、基本的姿勢、介護での注意事項、具体的事例等について話を進めた。この中で同看護師は、看取りは人の尊厳を尊重する介護の本質だとした上で、入所時から看取りに向けた介護は始まっており、日ごろから利用者との関係を密にしておくこと、また、介護の面では最後まで安全に口から食べられるような工夫や、身体に傷をつくらないための予防対策が必要なことなどを強調した。
看取りの具体的な事例では、末期がんの患者が病院での治療を中止し、同園での看取りを希望して入所したことや、最近は104歳の女性が家族や職員に見守られながら永眠したことが報告された。
参加者からは、看取りに欠かせない施設と医療機関との連携等について質問があった。
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