新着情報リスト
委員会活動紹介
2024年5月17日
北九州市手をつなぐ育成会が令和4年度に再編した「広める」「託す」「暮らす」の3つの委員会の、2年目の活動を紹介します。委員会活動はいつからでも参加できます。
「広める」啓発委員会
「広める」啓発委員会は月1回の定例会と「ちゃちゃ隊」の活動を主に行っています。
「ちゃちゃ隊」による啓発キャラバン活動も徐々に依頼が増えていて、令和5年度は11回の活動がありました。実際に参加した方が内容に共感し新たな依頼につながるなどで、活動に広がりを見せています。この広がりが障害のある人達への理解や配慮の輪となると信じて今後も続けていこうと思います。
定例会は情報交換や近況報告などざっくばらんな内容ですが、年を経るにつれ子どもの事以外に親の介護や自身の体調や健康なども話題に(痛いとか見えないとか…)。それでも会って話をすることで良い気晴らしになり互いに元気をもらっています。
「託す」高齢化委員会
「親なきあと」「兄弟姉妹なきあと」を誰に、どこに、どのように「託す」のか、私たちにとっての大問題です。課題の①お金に関すること、②生活の場の確保、③日常困った時のフォローについて学習し、話し合いました。高齢化に対応している施設の見学や、介護保険への移行についての学習会も実施しました。その中で、「託す」ことについての共通する課題(成年後見制度、介護保険への移行等)が見えるとともに、個人の具体的な事柄については個々で当たらざるを得ないことに思い至りました。これからは共通する課題について学習を深め、運動へ繋ぐとともに、個々への相談支援の体制作りが大変重要だと思います。
「暮らす」住まいと暮らしの委員会
令和5年度の「暮らす」委員会の活動では暮らしの場を考える学習会を3回実施しました。講師には障害のある子どもや兄弟を持つ方々にお願いし、障害者家族として境遇や立場は違いますが、今後の暮らし方を考える学習会となりました。また3ヶ所の施設見学も実施し入所やグループホームの施設の違いなど今後の子どもたちの選択肢を考える機会となりました。委員会ではいろいろな情報を得て活発な意見も交わし、暮らしの場への理解はかなり深まりました。通所等の日中の場、生活の場の充実があってこそ豊かな暮らしが送れることを学び、それには障害者を中心に置いた支援者(職員、相談支援員、ヘルパー、家族等)の理解や支援の充実が何よりも大切だと改めて実感しました。
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