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啓発キャラバンちゃちゃ隊がいく⑤
2022年6月9日
「生き方のデザイン研究所」よりお誘いいただき、5月17日に響ホール(八幡東区)で来場者を支援するアーツスタッフの養成講座で疑似体験を行いました。今年度もキャラバン隊の活動が行えることに感謝して頑張っていきたいと思います。
さて、疑似体験の一つに「伝えてみよう」というコーナーがあります。二人一組になりお題の絵を見て言葉だけで(身振り手振り無しで)相手に伝え、絵に描いてもらいます。(写真)
知的・発達障害のある方の中には相手から何を言われているのか分からなかったり、自分の思いを相手に伝えられずに尋ねられた事と違う答えをしてしまうことがあります。そんな言葉が伝わらない、分からないとはどういうことなのかを体験して、寂しいや辛いなどの知的・発達障害のある方の気持ちを感じてもらいます。そして耳から入る言葉よりも目で見て確認するコミュニケーション(視覚支援)の重要性を知らせます。疑似体験では、このような傾向を知り、理解していただけることで誰もが暮らしやすい共生社会へ近づくのではないかと思います。
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