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映画「道草」紹介
2019年9月12日
重度知的障害者が地域で「ありのままの自分」を生きる
映画『道草』はこんな映画です
映画『道草』(監督:宍戸大裕2018年日本映画)は、重度知的障害のある青年が地域で一人暮らしをする日常を映しています。相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件の被害者男性と家族の思いも収められています。
知的障害のある人の暮らしの場は広がってきていますが、「重度」とされる人の多くは、入所施設や病院、親元で暮らしているのが実情です。しかし、もう一つの選択肢として一人暮らしもあることを、本作は伝えます。2014年に重度訪問介護制度の対象が拡大され、重度の知的、精神障害者もヘルパー付きの一人暮らしが出来る可能性は大きく広がりました。アパートで介護者の支援をうけながら、電車で行きたいところへ行き、コンビニで欲しい物を買い、今日はなにを食べようかと思いを巡らす。そうした当たり前の生活が、だれにとっても大切であることを再認識させてくれます。
映画『道草』を見ると、「こうやって地域で暮らせるんだ!」と驚かされます。より多くの人に見てもらおうと、育成会親の会を含む有志による「映画『道草』 北九州市で劇場公開を応援する会」では、上映に向け準備を進めているところです。
上映案内
2019年10月19日(土)~10月25日(金)
二 本 立 て 上 映
★10月22日(火)シネマカフェ(宍戸大裕監督来場)
小倉昭和館(旦過市場横)★前売り券を発売予定
カテゴリー:その他